世界初、日本初!パクチー料理専門店を連日満員にできた理由が書いてある「ありえない」をブームにするつながりの仕事術、読みました!感想文を書いておきます。
Contents
「ありえない」をブームにするつながりの仕事術
著者は、パクチー料理専門店を10年やって閉じて、無店舗展開中で、東京で初めてコワーキングスペースを初めて、「シャルソン」の創始者でもある、佐谷恭さんです。
起業から10年をまとめた書籍を、クラウドファンディングで刊行!今は「つながりの仕事術:起業オンラインコミュニティ」で、たくさんの人をつなげている真っ最中です!
私は、クラウドファンディングに参加し、発売前に、いち早く、この本を手に入れ読ませていただきました。
一言で言うならば
1.まったく知らない人は、グングン読める、面白い本
です。
2.佐谷さんのことを、かなり知ってる人も、ガンガン読める、面白い本
です。
3.私のような、中途半端にしか知らない、少しだけ知ってる人は、じっくり読める本
でございます(笑)
また、
4.映画が何本も撮れる本です。
どこを何を主題にするかで作り方、演出が変わるでしょう。
映画を撮りたい、舞台をやりたい人は読むべし!
最後に
5.この本は、折に触れて、何度か読み返す毎に発見がある奥深い本です!
その時の自身の状態状況に応じて反応する響く言葉が変わる気がしました。今はスルーでも、あとで開いて読み直したら「あ~!」みたいな笑
パクチー嫌いな私が、なぜ読んだのか?
ここで正式発表させていただきます。
私、ちよ子は、実は、パクチーが、、、好きじゃありません!むしろ嫌いです、ごめんなさい!!!(笑)
今まで、シャルソンに参加すると、パクチー料理が出てきて、普通に食べてましたし、好きですと嘘をついたわけでもありませんが、大好きとか好きとかでは一切なく、食べる選択肢になりませんで、ほんと申し訳ございません。パクチーハウスも行ったことがありませんでした。
では、なぜ、パクチー嫌いなわたしが、この本を読んだか?
「回答を知っていたので、それに至る計算方式を知りたかった」からです。
わかりにくいかな?答えを聞いて知ったからこそ、主人公に、どんなことがあって、どうして、この道を選んだのか、という流れと、主人公の選択、思いを知りたかった、のです。
経緯は以下です。
2017年に、コワーキングスペース巡りの旅に出て、長野の安曇野コワーキングスペースの篠原さんに出会います。
ここで、東京で初めてコワーキングスペースを開いた佐谷さん、日本で世界で初めてパクチーハウスを開いた佐谷さん、シャルソンの創始者である佐谷さん、をご紹介いただき、あまりに篠原さんが楽しそうに話すものだから「どっかで、いつかつながるだろう、きっと」と思ってました。3つの分野で初めてやった人で、エキスパートって、ものすごいインパクトだし衝撃的でしたから!
その後、2018年2月に、最後のパクチーハウスで東京シャルソンが開催されるというので、参加し、初めて、佐谷さんにお会いしました!
正直、雲の上の人という凄い存在感で、昼過ぎにのうのうとスタートした私に「写真撮ろう!」と一緒に撮ってくださり、ものすごく嬉しかったです!ありがとうございました☆
東京シャルソンでは、勝手に「アート三昧」してました。
その後、村上シャルソンでは、勝手に「足湯三昧♨」
http://yumelog.com/ashiyumeet_20180909/
佐 久シャルソンでは、勝手に「よったかり」(笑)
https://note.mu/iju/n/nd4631f8acfca?magazine_key=m6a16afe3d823
と物凄く、シャルソンをエンジョイ!!!
はい、パクチーではありません、シャルソンをエンジョイです(笑)
最後に、佐谷さんが本を出されるというクラウドファンディングを知り「これは参加しよう!」と満を持して(?)参加し、本をゲットする権利をいただきました。本だけでなく、パクチーハウスイベントを開く権利もいただきました!
そして、そのクラウドファンディングに参加した人たちだけが招待された非公開グループの「つながりの仕事術:起業オンラインコミュニティ」に、私も参加させていただき、そこで、中野の就労支援センターで、佐谷さんがお話をされるというので行ってきたんです!
対面してまじまじ見たら、佐谷さんは、顔が小っちゃくて子どもみたい!!!でも、いつでも動いている、その原動力、パワーが、すごい!
この時に、実は、ズバリ、「なんで、パクチー専門店を閉じたんですか?無店舗運営にしたんですか?」と訊いているんです。
回答は、伏せます(笑)私だけの胸にしまっておきます。というか、この本読んでください(笑)
この時に、おそらく、「一言で言うには、あまりにいろいろあって端的には言えないけれども(本も出すしな)ここで、あえて、あんまり深く関わっていない(知らない)私に言うならば~」と考えておられる表情と「ため」(少しですけどね)があってからの、お言葉を、私は今も忘れていません。ある意味、ご本人の率直な本心であり、真意だったろうと感じています。
そのご本人からの貴重なお言葉を聞いている、知っているがゆえに、この本を読むのが「因数分解を解くような、まどろっこしさ」で、非常に時間をかけて読みました。(私は算数、数学、大の苦手です)
これは「って、佐谷さんは言ってたけど、それに到達するまでの、いろんなことが、ここに書かれているはずで、一字一句もれなく読み切ろう」と思って読んだからだと思います。結果、最大の読後感想は、、、
答えは、全部、本に書いてあります。そのすべてが、実際に、佐谷さんが考え、選択し、実行、実践した全てなんですね。だから…
「答えは、ひとつじゃないな」
「真実は、ひとつ!って名文句があるけど、真実って、幾重にも、重なっていて、どこをクローズアップするか、なんだな」というのが、今の究極の感想です!
印象的なフレーズを引用&感想文
以下、ネタバレです。
気になった、気に入った、印象に残る本文からの引用と感想文です。
なお、ネタバレと引用につきましては、佐谷さんご本人から「ネタバレ全く構いませんので、公開投稿でやたらと引用してください! 僕をタグ付してくれればなお嬉しいです。」とご了承いただき、引用しています。
また、佐谷さんご本人様は、「一人でも多くの人に本を読んでいただき、自ら動き出してくれることを願っています。」とおっしゃっておられました!
四十歳になったときに、不惑という単語の通り「惑うのをやめる」と宣言し、「心折れる」というウルトラランナーの流行り言葉を捨て、サハラマラソンを精神的に苦しむことなく完走した。
「ありえない」をブームにするつながりの仕事術23ページ 「そして、もっと遊びたい」より
⇒感想
さらっと書いてありますが、「惑わない」「心折れない」とは、すばらしいです!なかなか出来ないことです、これを40歳の時には意識して出来ているところが凄いです!
自分は、「不安にならない」「心配しない」「悩まない」ことを意識していますが、このふたつの単語は意識したことがなくマラソンもしていませんから、自分の世界には無かったので新鮮でした!
自分が暮らしている範囲を上から眺めて感じたのは、物事を俯瞰すること、視点を変えることの大切さだった。旅という一般よりも稀有な体験を積んでいる自分は、誰でもできることは捨てて、誰もやらないことをしたほうが世の中の役に立てると確信した。
「ありえない」をブームにするつながりの仕事術 28ページ「富士山で退職を決意。タイミングをずらすだけで幸せになれる 」より
⇒感想
俯瞰する、視点を変えるというのは、自分も日ごろから意識して忘れないようにしていることです。困ったことが続いた時に、視点を変えると、新しい発見ができ違う考え、動きに展開できます。閉塞感が出たとき、俯瞰すると、自分が昨日より進んでいる事実を客観的に体感できます。
誰でもできることは捨てて・誰もやらないことをすることで、世の中に役立てると確信する、この一文は、さすが日本の富士山!の偉大なるパワーを頂上からいただき、佐谷さんという人間性を貫き、出た「真実」なんだなと神々しさを感じます。
「ペイできるか」とスタッフや株主に問われたら、いくつかの事例を挙げて説明を試みるしかないが、月3回出かけるという判断をしたことは、パクチーハウス東京と会社全体の事業が厚みを持って広がっていく大きな要因となった。ペイできるに決まってるのだから、一つひとつの現象を検証するなどという無駄な時間を取る必要はないのだ。
「ありえない」をブームにするつながりの仕事術 143ページ「ペイできるに決まってる」より
⇒感想
この「ペイできるに決まってる」は、まさに、起業したてで、移住ソムリエで「旅する小箱 -cobaco.art-」で手作り品を販売していくことをメインとする活動予定の事業展開(その後、つながりの広がりによって拡大させていく事業内容)を、人にわかってもらう難しさと、「説明して理解してもらうより先に動いて目に見えてわかりやすい実績を作ったほうが相手は理解しやすい」ことは、自分でも感じています。すぐに結果が出るのかと不安がられることも多いですが、「売上を上げて収益を確保し持続可能な事業にしていく」ことが目標で、それを実現するための行動を行っていきますから、「ペイできるに決まってる」という気持ちで、真剣に一つひとつ取り組んでいこうと改めて思いました!
僕はそれを見たとき、違うなと思った。理論が間違っているとか、そういうことじゃない。そういう確率論で僕のところに来てほしくないとなと思ったのだ。面白い場所、魅力的な人のところに、自分の意思で向かっていきたい。それが僕の行動指針だ。僕が店を作るなら、来る人はそういう人がいい。叩いても響かない人は必要ない。
「ありえない」をブームにするつながりの仕事術 145ページ「同じ都市圏には出店しない、日本を分断してはならない」より
⇒感想
面白い場所、魅力的な人のところに、自分の意思で向かっていきたい。この言葉は、まさに、自分が、その発想で、今まで、アートにしろ不動産にしろ動画にしろ、どの分野でも、人に会い、取材してきた、変わらない部分です。今後も変わらず、面白いと思った場所、魅力的な人に、自分から向かっていき、同じ生きる人間として、日本の中で(世界とでも)つながっていきたいです。
50km台をともにした南アフリカ人のおっちゃんがいた。たわいもないことをしゃべっていたが、過去最高距離が58kmということを伝えていたので、そのポイントにさしかかったときに、「Welcome to the new world.」と言われた。未知の距離に入るとなぜか、暗闇を走っているような感覚になる。残すところあと30kmということは計算すればわかるのだが、どうなってしまうのかわからなかった。
「ありえない」をブームにするつながりの仕事術 179ページ「89km走る南アフリカコムラッズマラソン」より
⇒感想
マラソンをしない人間なので、走ったことがない距離を走る恐怖、孤独感はわかりません。でも、起業して、これから実際にスタートする、ビジネスを動かしていく大事な一年目です。すべてが「スタート」であり「未知の世界」です。そういう意味では、すべてのことが、私にとって「Welcome to the new world.」なんだろうなと、勝手に、この言葉に親近感を抱いています。私の今年を表す合言葉にしようかな!
地球のてっぺんはパクに覆われている。北極マラソンで証明
「ありえない」をブームにするつながりの仕事術 187ページ~191ページ
⇒感想
パク天のくだりとかは、もう、天が祝福してるとしか思えませんでした!
自分の行動やアイデアは日々変わっている。つまり、毎日人生が変わっているという実感がある。
「ありえない」をブームにするつながりの仕事術 192ページ「おわりに」より
⇒感想
毎日人生が変わっている実感
とは、ありえないと言われても、常に自分の意思で動いてやってきた道を拓いてきた佐谷さんだから到達した見える景色と達観だと感じます。
勝手流行語大賞!「ペイできるに決まってる!」「Welcome to the new world.」
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
最後に、読後感想文のまとめです。
この本を読んで勝手に流行語にしたいと思った言葉は、
「ペイできるに決まってる!」
「Welcome to the new world.」
です。
私自身は「自分の人生は自分で(自身の意思=真意と選択と決定、行動と実践により)創造できる。」という考えで日々、生きています。
2019年は、新たに起業し、自分で「人と地域に喜びを循環させることで人と地域をつなぐハブになる」ことを有言実行し、継続可能な事業展開を目指します。
今までの経験や頂いたことを活かして、社会に還元できるよう「ペイできるに決まってる!」と太っ腹で寛いで「惑わず」「心折れることなく」マイペースで前進していきます!
私たちは、常に新しい、どんな選択、決定、行動も、
「Welcome to the new world.」
おそれることなく前へ進んで行きましょう!ありがとうございました!
皆さんも、ぜひ読んでくださいね!↓
佐谷恭さんのサイト https://kyoblog.beemanet.com/
佐谷恭さんのツイッター 鋸南町エアルポルト https://twitter.com/paxi