コワーキングスペースを巡る旅の連載。第17回目は、長野県飯田市にある「カレーの大原屋」さんです!
18箇所巡った中で、実は、一番最初に伺ったお店なんです!2017年10月11日です。たいへんお待たせいたしました~!
カレー屋さんでコワーキング?いったい、どんなところなんでしょう?
今回も、まったり・のんびり・ぽ~よぽよ♪ ノマドワーカーな温泉ソムリエちよ子が、ぽてぽて♪ 行ってきま~す!

入口にピカピカのビリケンさんがいる☆

長野県の最南端、飯田市。「南信州」と言われ、風越山のふもとになります。

とっても長閑です~!

お客様のお邪魔にならないよう、ランチの時間をさけて朝早くお伺いさせていただきました。

入口に、ビリケンさん!!!
ビリケンさんがあるカレー屋さんって、初めて見ました☆彡沢山のお名刺が置いてあります。しかもピカピカ!
毎年必ず1回、大阪の通天閣に持って行ってるんですって!で、本家ビリケンさんにご挨拶して、また新たな一年を迎えるという!!そんな毎年欠かさず、本家通天閣にお参りして、金色ピカピカのビリケンさんが入り口に飾ってある、カレーの大原屋さん!

店内、お土産物販コーナーが眩しい!いっぱいあります!
カレールー、カレーの小瓶など、そそられるお土産多し!また、絵が飾ってあったり至る所に可愛い猫ちゃんがいて、一日いても飽きない~♪

まずはカレーを食べました!いただきま~す♪

早速、カレーを食べてみましょう!
たのんだのは、「彩食健美カレー」20種類の食材が一食で摂れる!甘口ハンバーグカレーと白米、ピリ辛チキンカレーと玄米&黒豆ごはん!

蒸し野菜とポテトサラダ、自家製ヨーグルト、ドリンクが選べて1,160円!大原屋さんオリジナルの2種類の信州味噌が入ったカレールー!

食べてみると、味噌の感じはあまりしなくて、少ないように見えるけど、量はあり、食べ応えがあって、久しぶりに額から汗が出る感じ!ポカポカしてきて、美味しかった~★☆彡ご馳走様でした♪

なんでカレー屋さんに?

–ちよ子
今日は、よろしくお願いいたします。
それにしても、いろいろ看板やお土産や新聞にも載って、ユニフォームがわかりやすいですね!

—-尾沢あきらさん(以下尾沢さん)
何屋さんか明確にしようと。サイトでも写真やGoogleインドアビューなど載せてますしTwitterやfacebookで最新情報を発信し続けています。

–ちよ子
カレー屋さんで、コワーキングスペースもされているということですが、もともとカレーがお好きで、カレー屋さんをやろうと思ってらしたんですか?

–尾沢さん
生まれも育ちも飯田市で、東京で飲食業の会社で働いてました。Uターンしたのですが、飯田市には、やりたい職場が無かったんです。そこで自分で起業しようと。飲食業にいたので、ざっくりと飲食店のイメージはありました。35才の時です。店を出すとして、地域のランドマークになりたい。その為のメニューを絞って、最初からカレーを出すつもりでした。

–ちよ子
カレーは特別な思い入れか何か?

–尾沢さん
小学4年生の時からカレーを作ってました。その頃はルーの食べ比べでしたね。ジャワカレーがお気に入りでした。その後、SBのカレーじゃない固形のルーを足したりして自分好みの味にしていきました。
ここ長野県飯田市は、肉食の文化があって、焼肉はマトン、カレーは豚肉が多かったんです。

–ちよ子
焼肉はマトン?!羊ですね!それは知らなかった!ジンギスカンでラム肉を食べるのは、北海道だけかと思ってました!長野も羊食べるんですね!

–尾沢さん
焼肉はそうですね。カレーは豚肉が一般的な地域なんですが、ビーフを入れるとどうなるのか?と、中学生くらいから実験してました(笑)そしてカレー屋として36才でオープンして、11年目になります。

小屋ーキング⇒コワーキングスペースへ

–ちよ子
11年ですかあ~!
カレー屋さんをやりながら、なぜコワーキングスペースも、になったのでしょうか?

–尾沢さん
地元の建築業の方が作った、オリジナルのミニマムハウスを、隣に建てたんです。中を見学できて、フリースペースとして貸し出しました。4畳半と6畳の小屋だったので「小屋ーキング」という名前で。2017年6月にめでたく成約して、天井からバラシて移築されていきました。

–ちよ子
そうだったんですかー!見たかったです~~!小屋ーキング!!

–尾沢さん
今後、コンテナハウスも置く予定です。

–ちよ子
土地を買って家を建てるんじゃなくコンテナハウスや小屋ーキングを買って移築してもらうのも方法ですね♪

–尾沢さん
オープンした2007年はTwitterの第一期で、Twitterのオフ会として非常によく使われました。Twitterのオフ会の草分け的存在の飲食店とも言われました。

段々オフ会以外にも使いたいという人が出てきて、朝は7時オープンで、「朝活」のイベントがあって、折り紙とか編み物など地域の方のクラフト教室があったり、都内の人たちを呼んで交流会をやったり、県外の人たちも呼んでセミナーやったり。

セミナーやイベント会という意味でやっていて、コワーキングスペースと呼ばれるような別のゾーンがあるわけではないのですが「うちでやってることって、コワーキングだよね」という流れで2015年くらいから「コワーキングスペース」と名乗るようになりました。

見ての通りカレー屋なので、コワーキングはあくまでもカレー屋の一部という位置づけです。wi-fiも使えますし、コンセントもあります。混んできたら席を変わっていただくことがあるかもしれません。

ドロップインは、カレーの大原屋の営業時間内(朝8時~夜8時 午後3時以降は要予約)になります。11時から14時のランチタイムで利用される場合は、オーダーをお願いしています。1回540円です。

–ちよ子
カレー屋さんなので、ぜひカレーを召し上がっていただきたいですね♪

SNSのおかげ。発信して人が来る

–尾沢さん
ちょっと前までは、電話で道案内をするのが大変だったんです。
わかりにくい場所ですし、ナビに無い新しい道もできたので「いつ来る?」「今どこ?」来てもらうまでが大変だった。

それが今は、ここ3年くらい。スマホのおかげ、Googleマップのおかげ。道案内をしなくても、自力でネットを見てスマホを見て来ていただける。助かってます。
最近は、遠方から来る若い方も多いですが、世代が上の方も来られるようになり、スマホで検索して見つけた70代の方が来ることもありました。

–ちよ子
確かに!カーナビももう要らなくて、スマホの地図機能使って来れちゃいますしね!
こちらは、山が見えて、静かな住宅街で、目の前、太い通りがあって、通る車も多いですね。

–尾沢さん
やっとね!
でもここが出来た時は、山に数軒、住宅が出来たばかりで、うちの前の道路は続いていなかったんです。ここで終わりだった。用が無い限り人はここを通らなかった。

ココでやらざるをえない。では、生き延びていくにはどうしたらいいか。

Twitterのおかげで、発信できて、知ってもらえて、人が来てくれるようになりました。来た人がまた発信してくれて広がっていきました。今はFacebook。欠かせないですね。

メーリングリスト、ミクシィ、アメブロ、LINE、インスタグラムとSNSは昔からずっと使ってきました。
私がやってきたこと、無料でも投資でも、何をどうしてという「編成と実際」を企業から依頼を受けてセミナーをしたりもしました。

–ちよ子
そうだったんですね。そういう経験をしてる方のお話しはためになります!

何屋さん?大原屋さん=まちづくり

–尾沢さん
地元の商工会でもアドバイザーとして講演、セミナーをしたりしてます。県と中小企業の認定専門指導員も兼務してます。何屋さんかわからないくらい、いろいろやってます。物販、カレー、コワーキング。
「何屋さんなの?」と訊かれても答えられない。従来のカテゴリーには入らない。「大原屋」というカテゴリーかな。結果的に「まちづくり」なのかなと。

–ちよ子
「まちづくり」ですか。

–尾沢さん
目的地を「飯田市」にしたかった。
カレー屋が目印になって、カレーを食べに飯田市に足を踏み入れる。そういう人を1人でも増やす。これが、最初の目標であり、今後の目標でもあります。

地方都市として、区画整理だけ綺麗にして道が整備されて住宅が建っても、通り過ぎる人ばかり増える。来る人もいない、気づかれることも無い。人は、「用が無ければ、来ない」んです。近くたって、用事が無ければ、わざわざ、訪れない。用事があるから行くんです。

–ちよ子
うわ~!鳥肌立ちました今!!用が無ければ来ないって、その通り過ぎて怖い!!

–尾沢さん
他県の人だけじゃない、地元の人だって用のない場所には行きません。地元にあっても知らない人は多い。

カレー屋は、1つのアイテムに過ぎない、自己表現とも言える。コワーキングスペースもそう。コレがあるから、来る人がいる。来てくれる人がいて、飯田市を訪れる人が増えていく。
いずれ極限まで人口が減るリミットが迫ってるんです。
飯田市は人口10万人ですが一部地域に集約されていて、その他の大部分は人口密度が凄く薄い。周辺の合併が進んで南の隣は静岡県の浜松市ですからね。

–ちよ子
えっ?!長野県の飯田市の隣が静岡県浜松市?!…ちょっと想像もしてませんでした…。

–尾沢さん
とはいえ人口10万人です。年間、外部の人をひとりが1人呼んだとしたら?10人だと100万人です!
物販、カレー、コワーキング。それぞれで飯田市に訪れる人を増やしていこうと日夜励んでいます。

–ちよ子
う~ん!素晴らしい!!コワーキングスペースと言えば、シェアオフィスがつきものですが、シェアオフィスはさすがに無い?

–尾沢さん
実は、隣の建物で、現在、2部屋借りていただいてまして満室です。地元では安くアパートが借りられるので、コストパフォーマンス的には、ニーズは無いんです。だから、コワーキングスペースなど、あれば使うくらいで、事業としてやってるというより、付帯サービスとしてる見極めてる感じですね。存在自体が淘汰されてしまう。ニーズが無い所を、どうやって生き延びていくか。

–ちよ子
先ほどの”ココでやらざるをえない。では、生き延びていくにはどうしたらいいか。”の言葉が印象的でした。実行、実践の果てに自分が生き延びる⇒飯田市に訪れる人を増やす と変わっていった、事業を営んでいるうちに育まれた「まちづくり」の意識。”ニーズが無い所を、どうやって生き延びていくか“ これは永遠のテーマかもしれませんね。

飯田市といえば☆飯田水引・りんご並木・天竜舟下り!

長野県飯田市で有名なもの&観光スポットを、YouTube動画からご紹介。
こちらは、飯田水引のPRのお人形を使ったYouTube動画です。

飯田市には「りんご並木」があるそうです。
大火災があった1953年、地元の中学生たちが「自分たちの手で美しいまちをつくろう」と40本のりんごの苗を植え、飯田のシンボルになったそうです。そのYouTube動画は、こちら。

そして、やはり天竜川でしょうか☆天竜舟下り、とても人気です!

–ちよ子
カレーの大原屋さんとしては、尾沢さんが体を張ってバンバン顔を出してお店の看板、広告塔になることによって、飯田市に遊びに来る人が増えてます。

–尾沢さん
カレーを食べるためだけに、長野県飯田市に来てくれる方もいます。

–ちよ子
ありがたいですね。ところで、やはり気になるのは「雪」。どうですか?結構、降りますか?

–尾沢さん
飯田市は冬、住みやすいですよ。天竜川をはさんで山に囲まれて谷底になるような地形で、標高が低いので雪もそんなに降らない。スタッドレスタイヤで充分。雨が降って雪が解けます。ただ川の上流、伊那とか中央アルプスのほうになると雪は多いし寒いですね。

–ちよ子
同じ長野でも違うんですね。

–尾沢さん
飯田市は水引の産地です。シェア7割、飯田市で作ってます。飯田市で老舗の大橋丹治さんの猫の水引がテレビで紹介されて人気です。
https://www.oohashitanji.jp/SHOP/457128329362.html

たまに手作り体験会なども実施されているんですよ。そうだ、手に付けてる、コレも水引なんですよ。

–ちよ子
えっ?!コレも水引なんですか?!可愛い~!!

–尾沢さん
野々村水引店さんが東京のデザイナーさんとコラボした新作スパイラル水引です。

–ちよ子
これはチョット、パワーストーンのブレスレットに飽きてきた女性には、良いんじゃないでしょうか。お洒落でカッコいいです!

シェアオフィスの方にお話し伺いました☆

撮影許可をいただき、カレーの大原屋さんのシェアオフィスで実際にお仕事をしている方にお話し伺いました。

–ちよ子
お仕事中、失礼します。お2人で会社をされてるのですか?

–ケイデザイン・井ノ口さん
飯田出身でシェア歴3年目です。デザインの仕事をやって5,6年です。ここは紹介されて入ったのですが、家賃が安いので他に移れません(笑)自宅で仕事をすることもあるし、デザイナーさんやクリエーターさんとここで打ち合わせしたり仕事したりします。ちょっと広いスペースなので使いやすいです。

–ケイデザイン・鈴木さん
実家が愛知の春日井市で、車で2時間くらいで近いんです。愛知から家族と一緒に移住してきました。自然の中で暮らしたかったので。

隣の阿智村が「日本一星空が綺麗な場所」として星のナイトツアーが大人気なんですが、飯田市も綺麗なんですよ。空は繋がってますからね。見上げる星も一緒ですから。

–ちよ子
確かに(笑)おふたりでお仕事をされてるようですが、飯田市でお仕事をするという意味では、どうですか?

–ケイデザイン・井ノ口さん
ひとりじゃなく2人なので、自分に無いものを持っている相手の魅力がありがたいですね。お互いが引出しあって仕事してる。同じ才能同士が一緒に仕事しても出来るコトも出来ないコトも同じでは仕事にならない。違う才能同士、出来るコトが違う。少人数でやってると余計にそうですね。出来ることが多い方が可能性が広がります。出来ないと仕事はそれ以上生まれない。
県内、県外、東京と、バランスよく偏らない仕事をしていきたいです。違う仕事もすると勉強になるので。

–ケイデザイン・鈴木さん
「デザイン」にとどまらず「システム開発」とも連携させています。田舎から新しいものを開発したいです。東京や名古屋から仕事を取りに来る人も多く、それで地元に仕事が無いこともある。都会に負けないよう、少しずつ地元での仕事を増やしていきたい。

地方の少ないお金を都会に落としてるんですね。それで地方が元気がないと言われてます。お金の巡りを内から外ばかりではなく、外から内へと変えていきたいです。

–ちよ子
皆がそれを買いに来るような新しいものが飯田市から生まれて。都会の人が飯田市に遊びに来てお金を落とす。なるほど!田舎だから何も無いではなく、今ある物の見方、角度を変えて都会には無いものを発掘できる気づいてないチャンスが、まだまだあるような希望が湧いてきました!お話し、ありがとうございました☆彡

ケイデザインさん
グラフィックデザイン、webデザイン、イラスト、コミック、写真撮影、IT・デザイン技術講座など。
http://k-designlife.com/

尚、もう一軒はお留守でした。ブルースリーショップさん。ブルースリー好きさんにはたまらない?!土日営業です。

カレーの大原屋さんのコワーキングスペース飯田@ooharayaさん・まとめ

Twitter第一期でオフ会に使われたことから、イベントなどにも使われ、結果、コワーキングスペースに。大原屋さんのカレーを食べたくて、わざわざ県外から長野県飯田市に来られる方も多いそうです。

大原屋さんのコワーキングスペースがあり、カレーが食べられる!星空も綺麗!あとは泊まる場所、出来れば日帰り温泉があれば、いつでもノマド&グルメ&温泉旅行ができますな☆彡今度は泊りがけで行って、観光地巡りしたいですね。水引体験もしたいです。

まずは、長野県飯田市のカレーの大原屋さんでカレーを食べて!
コワーキングスペースでノマドしてみてください♪

カレーの大原屋
長野県飯田市羽場権現978-4
https://www.ooharaya.com/
定休日 毎週火曜・最終月曜
朝7時~午後3時
通販も!
https://www.ooharaya.com/kobin/
facebookページ
https://www.facebook.com/curryooharaya/
コワーキングスペース飯田@ooharaya
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