2017年に書いた詩。「えんゆか」は、「えん」と「ゆかり」の造語。

草加 やまとの湯にて

露天風呂 空を見上げる
風吹いて 雲が流れる

風が 吹くから
雲は 形を変えることが出来る
流れることが 出来る

雲は やがて 水を生み出す
水は やがて 命を生み出す

風は
風は

押し上げたり 吹き付けたり
そよいだり 触れながら

育んでいる
育んでいる

見上げる 自分は
雲ではなく 風でもなく
高い空から見れば
ただの 小さな雫 ひとしずく

やがて 蒸発して 空に上がって
やっと 雲と風と ひとつになれる

雫は 雫なりに
雲や風のいる世界とは かけ離れて遠いけれど

果てるまで
育てられてる
果てるまで
育って行こう


あの日の雲

あの雲は 皆を連れ去った あの日の雲ではないだろか

あの もくもくとした うごめくような
静かに 広がり 高く昇るさま

全て飲み込み 消えて無くなった

すべてのものが
前後の記憶も消えてなくなるほどの
瞬く間に飲み込まれた 泣けるような
あの日の雲ではなかろうか

あの雲は 皆をひとのみにした あの日の雲ではないだろか

あの 留まることを知らぬ 増殖するような
静かな 勢い 見えなくなるまで

全てひとつに 流れて果てた

すべてのものが
痛むことなく苦しむことなく
瞬く間に空に昇った 焼けるような
あの日の雲ではなかろうか

あの日の雲よ 遠ざかれ
今の次元に 再び 姿を現さないで

何かを犠牲に 何かを捧げずとも
生きて寿命を全うし死んでいける選択をしよう
誰かの命を無駄にすることなく
危険に さらさず
危険を おかさず

あの日の雲よ 忘れるな
あの日の雲を 思い出せ


審判が下される

どんな 結果であろうとも
すべてを 受け入れます

あなたの願いを 叶えられなかった
すべての希望を 満たすことは不可能だった
皆を 喜ばすことは 出来なかった
結果を 出すには 至らなかった
それは 力不足であったという
貴重で尊い わたしの経験
役立たずと 雨のように浴び
灰のように 消え散りたいなどと
酷いこと 露にも思わぬ

火炙りになっても 灰になっても
また 新たに 生まれ変わります
心は 不死鳥である

みんなの願いは 叶えられない
できること 最適最善を尽くす
精一杯 たったひとり
目の前の人 笑顔にしたい
喜んでもらえるように果たす それだけ

終わりは チャンス
あなたもわたしも 成長できる飛躍できる
変化は チャンス
大喜びで 乾杯して
また笑顔で 会いましょう


赤陽と獅子雲

夕焼け 走る
もうすぐ赤い陽が落ちる
雲は泳ぐ 風を切って 我先にと

西に沈む前に 競争だ
消えゆく前に 走り切れ

夕焼け 走る
もうすぐライトアップの時間
白い獅子雲 赤い陽目指して 駆ける

流される前に 辿り着け
千切れる前に 飛び込め

白い獅子 赤く染まれ
消えゆく前に 駆けぬけろ


うたた寝で

うたた寝する座敷の窓から 山の斜面が見える
物干し竿に洗濯物 なびく
日影の 小さな白い花
日向の 緑の木々たち

枝が揺れて 見てる?
まるで 声をかけられたよう

その瞬間に あの木は植物という生命体になる
日向で 嬉しそうに揺れる 彼らとなる

日影の 白い花たちも 静かにうつむく少女のよう
その瞬間に あの花たちは植物という生命体になる

物体ではなく植物であると認識した瞬間
私は 彼らを 命であると五感で受け入れる

彼らには彼らの生き方 生き様がある

日向も 暖かく眩しく
日影も 涼しく爽やか

見てる? 見てるよ


43章は終わりました

自分の為にしか書いてこなかった
自分の思いのみを 書いてきた
とてつもなく 読んだ人は 重かったかもしれない
思いは 重いと 人は言う
とめどめなく だらだらと
さぞや つまらないものだったろう
誰の 為にも ならないのだから
相手を対象にして 己の思いのみを 書いてきたから

次の章に進みましょう
ずっと同じことをしていても 進歩しない

死ぬまで地下の牢屋に繋がれても
ペンと紙と本があれば 生きていけると思う
それくらい 自分の記憶と思いだけで生きていける
何を対象にしても 基本的な 自分の思いは 変わらないだろう
永遠の自己満足が大好きな そういう魂なのだろう
それは 自身の特性と得意技であって
他人は 世界からは 求められていない

今度は 相手の思いを 書こう
人が知りたいのは 自分ではない相手と事象なのだ
読んだ人が 相手の思いを知って
ことんと少し 心に響くよな
相手は事象を客観視する
読んだ人には相手と事象が広がっていく
何かが 何処かで 誰かが 誰かに
時と形を変えて受け継がれてゆくような
そんな文章を 書いていこう


ドライビングヒーリング

車でドライブしながら
ああでもない こうでもない話をして
そうじゃないよ こうだよ ああだよ
いろいろ 話し合うのが 好きだった

やっと そんな時間が 取れたね

自分が出来てること 出来てないこと
知らなかったこと やってこなかったこと
やったほうが良いこと 知ることが出来た
教えられた ありがたい

誰も 教えてはくれない
成長は痛い 伸びようとするから辛い
でも きっと 楽しそうだ
 
きっと これは ヒーリングなんだ

自分の想いを つらつら 言葉に出す
他人から つらつら 意見を聞く

織り混ざるけど 絞り込まれる
余計なものは はぶかれて
チョイスしたい 目立たせたい 色が際立つ
混沌とした伸びきった意識を 整理整頓

ずっと 忙しかった
やっと 時間が取れたね
お互い 心を 取り戻そう

交わす言葉 交わす意識で リフレッシュ

きっと これって ヒーリングだ


長い恋文

これはまるで 自分に 手紙を書いているようだ

違う誰かに 書いている文章なのに
そっくりそのまま 自分宛への
ラブレター いえいえ 意見書になっている

おそろしい おそれおおい 身震いする
自分は 立派な人間ではない
自身は たいしたことはない

それだのに こんなに言葉で 大丈夫だろうか

キツすぎないよう 厳しすぎないよう
凍り付かないよう 壊れてしまわないよう
でも ここだよ ということは 伝わるように

どうぞ 落ちすぎないで どうぞ 凹まないで

あなたが ジャンプする前の ひと準備
あなたが 輝き出す前の ひと準備

誰も見えない 見せない場所で
ウズウズ ドロドロ するかもしれないけれど
超えるんだよ あなたも 私も
盛り上がる前の ひとダウン ひと山超えよう

あなたに贈る あなたが輝くための プロセス
私が私へ贈る 輝くための プロセス

超えるんだよ 超えようぜ


問えば応える

もの心ついた時から この世の「ほんとう」は何なのか
ずっと その答えを 問うてきた

世間は 社会は 世界は
ロケットが飛んでくると 騒いでる
この国を よくしようとも貶めようとも 騒いでる
誰が悪い悪くない 責任を取る取らない
足の引っ張り合い お得なことだけ欲しがり強請る

何も 問わず 何も 考えず
聞こえてきた 感じるものは 何なのか
胸の鼓動 胃腸の動き 手首の脈打ち 鼓膜の振動
視覚に写るは 光と影 私を見ている あなたの姿

これすなわち ほんとう これ以上も以下も無し

生まれた時から「静寂のひと時」という 言葉浮かぶ
ずっと その意味を 考えてきた

人は寄り合い 響き合う
波長が合うもの かき乱されるもの
電波は何本 電源コードと 無料Wi-Fi
近くにいても 同化はしない 個は個のままで安心する
個の後ろ続くものが 私たちを抱く大きく遥かなるもの

同じであると 安堵し 同じではないと 切り離し
都合よく 調子よく 保つのなら
堂々巡り 生と死も 宇宙と地球も 紙一重
理論も現象も 己の中の 絶対なる 余白と余韻

これすなわち 静寂のひと時 これ以上も以下も無し

誰も 他の「ほんとう」を侵さず
誰も 個の「静寂のひと時」を壊せず


夫婦喧嘩もしますよ勿論

ストレスたまる
感情を出す バン! ドン!
言いたいこと言う ガン! ズガ!
たまに 八つ当たりも 大きな音もする

で どうするよ 
ムカつく 不貞腐れも
感情出して 言いたいことは 言った 終わり
いざ ささくれを ほころびを
束ねていく まとめていく
進めていく 良くしていく

やっぱり ひとりじゃ 出来ないこと
やっぱり ふたりだから 出来ること

マジック
奇跡!


ファミレスで朝を迎えて

朝が来た
夕ご飯 お夜食 ドリンクバー そしてモーニング
いっぱい 食べたね
何時間 いたろうか 
雨が 止んでいる

朝が来た
私たちは 暖かい屋根の下 ファミリーレストランで
ひと晩中 仕事した
眠気も超えて ひと回り
雨が 止んでいる

朝が来た
いくつ タスクを 乗り越えたろうか
課題は どれだけ 果たせたろうか
結果は まだ わからないが
一歩前進 気持ちは 新たな一頁

朝が来て 雨が止み 悩み事も 消えていった
私たちが やるべきことは 見えている
私たちが 笑顔になる日も 見えている


思い出せ 忘れるな

己が ひとりで 成長したと思うな
己は 誰から 育てられた

親だけじゃない 何人も何人も
やさしくはない 厳しいことも
たやすくはない 嫌なこと辛いこと
楽しくはない 苦しいことも限界さえも

そうして あなたは 己を 広げてもらった
そうして あなたは 己を 育ててもらった

あなたは ひとりで ここまで成ったんじゃない
あなたは ひとりじゃ ここまで成れなかった

己に関わる統べての人から 育ててもらえたこと
忘れるな いつか 返せるよう
思い出せ ありがとうを


無題

あなたがママになる時 お母さんを思い出してね
あなたの手 あなたの瞳 あなたのほっぺ あなたの唇
あなたの まるごと すべてが 生き甲斐だった
あなたが 生きてることが お母さんの 願い

君がパパになる時 お父さんを思い出すだろう
お父さんの背中 お父さんの靴 お父さんの手 お父さんの横顔
お父さんの まるごと すべてが カッコよかった
お父さんみたいにカッコよくなる 目を輝かせて 君の誓い


春風や

春風や 運んでおくれ
暖かくなりました 桜が咲いています
今も 桜が 散ってゆきます
それでも 皆 笑顔です

春風や 運んでおくれ
走る自転車ライト点灯 小さなお子が家路につきます
もうすぐお父さんが 帰ってくるの
ご飯も出来てる お母さんも 笑顔です

春風や 運んでおくれ
ここは石じゃないの 土じゃないの
あっちもこっちも 繋がってるから
いつでも 皆で 一緒だから

春風や 運んでおくれ
遅すぎました 言えずにいました
大好きでした いつも ありがとう
これからも 愛してると

大丈夫だから 笑ってねと


春分が過ぎた

お母さん お母さん
なんて良い言葉
お母さん お母さん
なんて良い響き

お母さん 子供のころはママ
ママ ママ
ありがとうね
よくガンバりました

自転車に乗った子どもが 気づいてくれた
振り返って 何度も手を振ってくれた
アトリエいつやるの?
という質問が届いてきた気がした

早く アトリエ開けたいな
早く 子ども達に会いたいな

ママは 保育園の先生になりなさいって
口酸っぱく言ってたよね
なってあげなくてゴメンね
ママの夢を叶えてあげられなくてゴメンね
でも 子どもは可愛いね
大人になって わかったよ

ママも子どものころは可愛かった
お母さんになっても 可愛かった

お母さん お母さん
ありがとうね
わたし 笑顔でいるようにするよ
春が そうしなさいって 言ってるから


上がる成り下がる成り

凹むこともある 引きずるな
切り替えろ 前を見る
通じることもある
喜んでもらえることもある
ありがたいね

トイレ行ってまーす!
無機質なチャット会議 間抜けな声
一瞬静まり ドッと笑い声が上がった
笑うことは 空気を変える

・・・笑え
笑いなさい
笑えば、よい 笑うで、よし


可愛い人よ

あたし こんな顔やだよ
誰からも好かれない 嫌われてる
いじめられてる ブスだから
ふてくされる娘 笑うしかない母

そんなことないよ 大丈夫
あんたはお母さんにソックリで
お母さんはお父さんと結婚できたんだから
安心しなさい がはははは

お母さん 嘘つきね
大人になって気づいたよ
あたしお母さんに似てないよ
お母さんの方が美人だった
若い頃 お父さんと並んで噴水の前で撮った写真
綺麗だった 美人だった

お母さん 産んだ子に
ブスな顔でヤダなんて言われて
ホントは悲しそうだった
生意気言ってゴメンね
こんな娘でも可愛いって言ってくれて
子供欲しくて欲しくて産んだ子だから
産まれてきてくれて嬉しかった
だから誰がなんて言ったって
この世でイチバン可愛いって
言ってくれて ありがとう

お母さんに似たかった
まん丸お目目 高い頬骨 にっこり笑顔

お母さん 産んでくれて ありがとう
お母さん 育ててくれて ありがとう

いつも ひょうきんだった 面白いお母さん
笑顔を思い出すよ

もう苦しくないよ
今までありがとう
お疲れ様

大好きだよ
ずっとずっと言えなかった
もっと早く言えば良かった

お母さん 大好きだよ ありがとうね
お母さんの笑顔ずっと忘れないよ
お母さん 可愛い人だった
お母さん 愛しい人
お母さん ありがとう


ほっと、する。

午後の陽に、登下校の子ども達の姿が見えた。
ほっと、した。
声、かけたかった。
また、話がしたい。
また、話そうね。
子どもの成長は、早い。
会えたら、笑顔で、話すんだ。

限界を自覚すると、逆に楽になる。
あとは、もう、上がるだけだから。
ほっと、した。
ほっと、することに、した。


数勘定して感情乱して心失う未熟者

ももくり3年 かき8年
うれるも おちるも リズムなり
げいを 磨けよ 人に悪せず
ん 口閉じて あごを引け
からきしですと 笑い飛ばし
いましかないと 目の玉見開け
かずは泳がせ 肝を据えろ
なみのように 胸を流せよ


在るから知ること

こんなに 声が出るんだ
こんなに 力が入るんだ
こんなに 震えるんだ
こんなに 感情が高ぶるんだ

たまに ぶつかって ヒビが入っても
壊れることはない

たまに もつれて こんがらがっても
破けることはない

どんなに 叩かれ引き伸ばされても
離れることはない

気づかせてくれて
吐き出させてくれて ありがとう

自分と同じ時間を過ごしてくれる人
自分と共に前を向いて生きてくれる人

一緒に笑える ありがとう


わかったこと

自分は 少しばかり 文章が上手な方だと 思い上がっておりました
自分は 少しばかり 仕事が出来る人間だと 思い込んでおりました
自分は 少しばかり 性格が宜しいほうではと 思うが普通でおりました

そうじゃないんだって わかった
かなり ツカエナイ イケてないヤツなんだと 思い知る

この年で わかるとキツイけど
死ぬ前にわかって 良かったんじゃない

わかったから 開き直る

相手に 読みやすい文章を心がける
相手が 楽になるような仕事を返す
相手が 自然に笑っていられるよう志す

ずっと自分が 一番 王様だった
自分さえ 良ければ 良かった
相手のこと 相手がいるってこと
気付けただけでも やっと第一歩なのかな


ちぢこまるな!

おお 空を見ろ 目を瞑るな
そら はてなく広い 端などわからん 誰にも決められぬ 小さなこと 不毛なこと
ろくでもない ろくでなしばかりだ 笑え
しずかに 無になれ しなやかに
いきを 吐いて 吸って出せ


夢に 君が出てきた
11時だった 遅刻だ
あー どうしよう 布団に倒れると
君も 布団に潜って 暖かい心地よい
あー このまま休んじゃおうかな

かったるい
遅刻してまで 行くのもダルイ 
服を着て 休む電話を するのもメンドウ

目が覚めた 10時だった 夢より一時間早い

怠けたい 気持ちに 負けるな
今なら まだ 修正できる

できる できる やれる やれる
相手じゃない 自分に 負けるな
恥ずかしくない 自分で いよう


ぶっちゃけ!ベストセラーに答えは書いてありますか?

あくせくと 働きたくない 遊んでいたい アイディアだけはある男
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こんな ふたりが 仕事をして お金を稼ぐためには
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