詩2015 宝物(2015/10/31)

へこむなら タロットカード 捨てちまえ
結果くらい 何を そんなに びびってる

昨日見た夢 棺桶に自分の名前 ためらって当然
燃えたら 熱い 焼けたら 苦しい わかりきってる

走りだせ
逃げたって 言わせておけ
甘い奴って 思わせておけ

誰も何も 今も先も わからない
いつ何処でなぞ 神も告げない

掴みとれ 歯を見せないで 引き締めろ

今日の明日の毎週毎月 振り回されてる占いに
スポット巡り パワーストーン それがどうした?

スピリチュアルって何ですか ためらって当然
食べて寝て仕事する 生きることなら 知っている

走りだせ
まだ尻が青い 言わせておけ
考え浅はか 思わせておけ

誰も何も 自分で必死
君の責任 他人は取らない

掘り起こせ 歯を見せないで 食いしばれ

他人を頼るな あてにするな
自分の中からしか 見つけ出せない
誰かじゃない 己を 信じろ

走りだせ 掴みとれ
誰に何を 言われようとも 
惑わされずに 手足を止めるな
薪をくべろ 炎を絶やすな
信じ続けて 磨き上げろ
己だけの 宝物を

 

詩2015 揺れて揺れて(2015/8/8)

そうだ 水草
揺れて 揺れて 水に漂う
魚に食われる? アメンボと遊ぶ?
鳥やトンボが 水面を立たせる

根が無い 根無し草 憧れたけど
君には君なりの 苦労がある
飛ばされる不安 沈んでしまう心配
それでも 君が選んだ命
味わうがいい 揺れながら
生きるがいい 揺れる己を

そうだ 水草
揺れて 揺れて 水に任せる
写真を撮られたり 声をかけられる
花びら 葉っぱも 舞い落ちる

根が無い 根無し草 憧れだった
何処とも何とも 繋がらない
大変なことも スリルという醍醐味も
それでも 君が選んだ道
恐れるなかれ 揺れながら
生きるがいい 揺れる己を

 

詩2015 わたしのbaby(2015/7/12)

僕は 何処へ 行けば良い?
僕は 一体 どうしたら良い?
それは 絶対 正しいの?
それは 本当に 間違い無い?
それって 確実に 保障される?
僕は 結局 どうすれば良い?

赤子のような横顔に 愕然とした
真剣に 訊いていた 夏の日
胸に刻まれて 焼け跡も 少し痛むよ

教えてくれる人も いたね
教えてくれない人も いたね
迷わなくていいし 迷ってもいい

胸が 溢れて 流れてくる

あなたが 愛しくて たまらない
あなたを 独りに しておけない
あなたを 残して 先に死ねない

あなたは 大きな わたしのbaby
わたしは あなたを 見捨てない
微笑ましい 似た者同士の 私たち
わたしも 一緒に 育っていく
わたしも 一途な 立派なBaby

何処でも行けるの 私たち
誰でもない 自分自身に訊いてみよう
何を選んでも 構わないの
絶対 確実 保障 は無いよ
あるのは 本当 だけなのよ
あなたが決めたら 道になる

導いてくれる人も いたね
不安で心配になることも あったね
決められないなら 決めなくてもいい

手を繋いで 一歩 踏み出そう

あなたが 愛しくて たまらない
あなたを 独りに しておけない
あなたを 残して 先に死ねない

あなたは 偉大な わたしのbaby
いつでも あなたを 見守るわ
微笑ましい 正反対な 私たち
わたしも 一緒に 成長する
わたしも 一生 学ぶBaby

 

あなたと わたしの思い出(2015/4/16)

あなたと わたしの思い出

あなたと わたしの 小さな物語を 今日も綴ろう

あなたは 春だから 胃の調子が悪いと言ったね
それなのに こってりしたものを がっつり食べたいと言ったね

さあ どうしようか 今日は何処で何を食べようか
二人で 一緒に決めようか あなたは何なら安心するの

あなたと わたしの 小さな物語が 今日を誘う

お腹を空かすために 運動のために ペットショップに行ったね
犬や猫を見て 鳥や兎を見て 魚や爬虫類も見たね

夜寝るとき 布団で聞いたね 何が一番 印象に残ったか
二人で 一緒に目を閉じる あなたは何を思い出すの

あなたと わたしの 小さな思い出
わたしは ふぐを思い出したよ 3匹980円の 小さなふぐ
あなたは ふぐかなと笑ったね 3匹980円の とまで言った
大きな水槽の中で それぞれ 思い思い 好きに泳いでたね

あなたと わたしの 小さな物語は 明日も続く
わたしたちの一頁に残った 3匹980円の 小さなふぐ 

 

詩2015 ゆるゆる ゆるり(2015/4/2)

僕は 気づいたんだ
どうしてだろう いつも思ってたことだよ
そうだよ 僕は 目覚めたんだよ
だから 僕は もう 同じことを 繰り返さない

僕は いつも ジャッジしてきた
間違ってる 正しくない 悪いこと それは おかしい
損か得か 計算して当然 失敗なんて意味がない
価値がなければ重要じゃない そんなものは不毛
リスクも不要 コストも削減 面倒も手間も切断
あの人 あのこと すべてのこと

許せないことは ひとつも許さない
そうさ ひとつも 許さないんだ
そして ひとつも 忘れはしない

こんな僕 誰かから 許されるのだろうか?

僕は 気づいたんだ
誰でもなかった 自分が原因だった
そうだよ 僕は 目覚めたんだよ
だから 僕は もう 同じことを 繰り返さない

死んでも あの世で 持ち続けるんだ
生まれ変わっても また 持ち続けるんだ
だから きっと めぐり合うんだよ
あんな無様なことや そんな屈辱的なことや
もう二度とごめんな あの人や その人に
僕は 頭が おかしいかい?

こんな僕 誰かから 許してもらえるだろうか?

僕は 気づいたんだ
擦り切れた分厚い帳簿を 大事に抱えて離さない
そうだよ 忘れないためさ 失うことが怖いから
だから 僕は もう 同じことを 繰り返さない

僕は 閻魔様じゃない
僕は 神様じゃない
僕は 僕だった

許せない?
許せる?
許す?

何を 何を? 現象じゃないんだ
誰を 誰を? 誰かじゃないんだ

この鼓動と 動機と 動揺
少し浮かぶ喜びと 淀む大きな恐ろしさ

気にしない 忘れる 許す 手放すよ
気にしない? 忘れられる? 手放せる?

僕は 僕を 許したことがあったかい?

僕は 行きたい 生きていきたい
遅すぎると わかっていても
死ぬことも わかっていても
また僕に 生まれ変わるから

違う違う そうじゃない ほんとは どうなの
重い扉に閉じ込めていた もうひとりの僕に訊こう
胸が 震える もう嘘は つかない

君は 言ってくれるかい
君は 抱いてくれるかい
君を ここまで 痛めつけて
僕は ここまで 傷んでいた

僕は 気づいたんだ
刺激で 軽く脳が揺れる 胸もドキドキする
誰もが 永遠に 自分に還る途中だった
だから 僕は もう やり方を変えてみるよ

ゆっくりと ゆるゆるとね