ぽかぽか笑顔 (2014/11)

冷えてきた夜 布団の中で
君が 手と足を温めてくれて
まるで 湯たんぽ ほんわり ほわほわ
久しぶりに ぐっすり 眠れた

わたしが 君を 暖めているつもりが
わたしが 君に 暖められたね

好きな音楽聴いた きゃりーぱみゅぱみゅ
イヤホンで パソコンで ノリノリ
鼻歌まじり るんるん ご機嫌
今日は声が 明るいね

不安にならないで 心配しないで
君に ずっと 言い続けてきたこと
わたしが いつも通り 自然に
安心していればいいんだと気付いた

まったり のんびり ぽよぽよしてね
こころも からだも ぽかぽか笑顔ね

わたしが 君に 願ってたこと
わたしが 君に 気づかされたね

 

ありがとう。 (2014/11)

いつも 一緒にいてくれて ありがとう
あなたが いるから がんばれる
あなたが いるから 生きられる
子犬みたいな欠伸 隣で寝息すやや
つなぐ 手と手 ぬくもり あたたか

今日も 一緒にいてくれて ありがとう
なにかが できなくても 大丈夫
なにかが わからなくも 問題ない
応援する 自分の言葉に 励まされてる
つなぐ 手と手 ふたりは しやわせ

やり直せるよ 寄り添いあう
チャンスだよ 深呼吸しよう
赤ちゃん 反抗期 思春期
一瞬で 永遠に 出会えるの
どんな 自分になろうか
どんな 自分もなれるよ

明日も 一緒にいようね 約束ね
あなたの 笑顔を 見たい
あなたが 喜ぶの 感じたい
あなたの願い ふたりで かなえよう
つなぐ 手と手 癒して あたたか

 

腕枕ひしり (2014/10)

君に怒ってるんじゃない
現象に腹を立てているんじゃない
君の立場に立てていない自分に
まだまだお子様な自分に怒ってる

泣かせて ごめんね
泣くことないよなんて 言わせて ごめんね

泣いて ごめんね
泣きたいのは 君のほうだよね

泣かないで 穏やかで
安らかで 暖かなのが いいよね
嬉し泣きを したいよね

必ず 朝は やってくるから
今夜は このまま 腕枕

 

不思議なんか要らない (2014/10)

不思議だね 神様は
どうして こんな現象を起こすのかね
不思議だね 人間は
なんで こんなにふうに思うのだろうね
なんで なんで なんでだろう
こころ とらわれ 追い掛ける
靄に包まれ ついていけない わからない

気にしないで 振り回されないで
引き込まれないで とらわれないで
不思議が 主人公になってるよ
あなたが 主人公にならなくちゃ
わたしの声より 不思議が 大事なの
わたしの手より 不思議の謎を 求めるの

不思議はね 何も言わないし 何も与えてくれないよ
あなたを困らせて怖がらせて
惑わせて動けなくさせるだけ
そんなの わたしが 絶対 許さない
この世の中の ありとあらゆる
あなたを 不安にさせる全てのものから
わたしが 全身全霊全力で
守ってあげる 救い出して助けるよ
不思議なんてね パンチしてキックして
蹴散らしちゃう ふん潰しちゃう
つまんでポイって捨てちゃうんだから
ちぎって細かくバラバラにして
粉々にして ふーって吹き飛ばして
綺麗サッパリ いないいないにしちゃうんだもん
もう見えないし 聞こえないし 無いんだから
何をしても つまらないし 楽しくないし
何を見ても 心から 笑えないなんて
そんなこと 言わないで
不思議なんて 要らない
現実しか 要らない
あなたの心を 取り戻したい
あなたの横で 泣くしかできない

 

無心になろう (2014/10)

こうやって 何も考えないで
ぼうっとする時間もいいね
君が言った

そうだね そうしよう ぼうっとしよう
そうだよ いつも考えてた
今日は これやって あれやって それやって
明日は どれして 何して やれ止まらない
いつまでも 休まず動き続けてた
頭の中 考え続けて不安も増えてた

何もしない 何も考えない
無にひたろう
今 ふたり ここで寝よう
全身全霊で 寝よう
大の字になって 無心で 寝よう

君に 教えられたね
忙がない 慌てない
見失わない 荒立てない
心を 無にする
心を 空にする
ゆっくりと ゆったりと

 

壊れちゃった (2014/10)

振り返ると 言葉にすると 凍りそう
わたしが 壊したのかな
わたしが 追い詰めたのかな
だとしたら ごめんなさい

わたし どうしたら いいのかな
わたし 正論しか 返せない
気持ち わかってあげられなくて 悲しいよ
からだ 変わってあげられなくて 切ないよ

わたしが 変われば いいのかな
どうしたら 治るのかな
どうしたら 元に戻るのかな
どうしたら 一歩を踏み出せるかな

失敗ばかり してきたかもしれない
これからも 間違いをするかもしれない
いっぱい 負担や迷惑かけるかもしれない
たくさん あなたを 傷つけるかもしれない

でも やれることを やるしかない
だから 挫けない 恐れない
何が正しいか わからないけど
きっと 溶けると 信じてる
きっと 解けると 信じてる

 

口づけを (2014/9)

自己満足したい 人の役に立ちたい
どうすればいい? 何すればいい?

猫の爪が欲しい
いい気になって増えた膨れた
まやかし まぼろし 引き裂きたい
目を覚ませよ

自分が望むことをしたい 人に喜んでもらいたい
どうしたらいい? 何したらいい?

鰐の牙が欲しい
正しいと思って高めた理想
欲望 存在意義 噛み砕きたい
目を閉じよ

胸が震えるのは何故? 分かち合いたいのは何?
どうにでもなれる 何にでもなれる

蛇の毒が欲しい
滑り落ちて 深く 見失った
恐怖で 凍り付いた心
見つけ出したい

何がしたい 何をすべきか
問いても 張り裂けそうなのは
貴方が すり抜けそうだから
訊いても 脆く移ろうのは
信じたい 切ない儚さ

どうすればいいのだろう
いったい何ができるだろう
貴方への 愛が足りないから
毒を飲んで 毒を制したい

耳を澄ませよ 目を瞑るなよ
闇に背を向け 影から逃げるな
手を取り合い 共に歩けよ
その手を離さず 共に走れよ
ひとつになれる 光に駆けろ

爪も牙も毒も 要らない
爪も牙も毒も 持ってる
振り向かなくていい
繋いだ手と手 口づけを

 

6時18分の雲

夕暮れ 訪れる前
見上げれば 6時18分の雲

溶かした絵の具を
バケツいっぱい流し込んだ蒼に
浮かび上がる張りのある白い雲

もくもくと 夏を盛り返しそうな勢い
大きく蹴散らそうと 秋風が押してきても

まだまだ 揺るがない
まだまだ 黙らない
まだまだ 終わらない
まだまだ やれる
まだまだ あきらめない

秋と夏が 主張している

夕暮れ 訪れる前
見上げれば 6時18分の雲

道路のライト 点灯始める
流れる車窓に 間に合わないね
山と田圃に 見えなくなるよ

もくもくと 夏を思い出しそうな名残り
鋭く剥がそうと 秋風が攻めてきても

まだまだ 譲れない
まだまだ 引かない
まだまだ 終われない
まだまだ 生きる
まだまだ 消えない

秋も夏も 溶け合いそう

夕暮れ降りて 一体となった
車の速さに追いつかず 流れ離れていった雲

わたしも 押され包まれた
秋の気配に ささやかな軍配

さようなら 6時18分の雲
最期まで潔かった 6時18分の雲