日本語ドメインは誕生時には賛否両論があったものの、今では見たことのある人も多いと思います。ただ、実際に積極的に利用されているかと言えば、かなり微妙ですよね…。

ボクは日本で一番効果的に利用できているのは「お名前.com」だと思います。誕生前は「onamae.com」がURLで、もちろん今も基本はそのURLですが、でもブランド名そのものがドメインになっている、しかもドメインを販売する国内最大手の会社です。鬼に金棒な成功事例です。

一方で多くの方が重要視するSEO面で考えますと、日本語ドメインは効果が乏しい(あえて選ぶほどのものではない)という見方が最近の主流になっているようにも思います。表示された時のわかりやすさはあると思いますが、最大の問題点は入力のしづらさです。日本語部分は全角、「.com」や「.jp」などは半角ですから面倒ですよね。

…と書いて「違う」と思った方は鋭いのですが、問題なのは「違う」が当たり前になっていない状況です。実は「.com」や「.jp」の部分は「。COM」「。JP」と入力しても大丈夫なんです。でも、それを知らない人が多いので、入力が面倒になってしまっている状況。ここがすべての人に認知されるようにならないと、例えば名刺に日本語ドメインを入れても、圧倒的に入力してくれる人が少ない状況が続いてしまうと思います。

実は「.コム」というドメインが誕生したのですが、どう考えても流行ってません。このドメインはレジストリとしては最古の部類に入り、.comを担うVerisignが送り出したものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベリサイン

その前にも天下のGoogleが「.みんな」というドメインを出しましたが、申し訳ないですが、「.みんな知らない」状態ですよね…。
しかし次にアマゾンが「.ストア」「.家電」「..ポイント」などを送り出します。
http://brightsconsulting.com/newgtld/news/20140310-2/

でも、アマゾンの場合は今までとはちょっと違うかもしれません。表向きは一般開放ですが、実際には「囲い込み」のような気もするんですよね。つまり、誰も新規取得してくれなかったとしても、アマゾンが自社で「.ストア」や「.家電」を利用して、Google検索の結果などに一挙に独占させることもできるかな…と。
そうでなくても、仮に一般利用された場合も、取得した人にアマゾンのマーケットプレイスなどの利用や出店を促せる可能性もありそうです。
という可能性を考えますと、日本語ドメインの展開に楽天は出遅れてしまったんじゃないかなぁ…という思ったりもするんですよね。

日本人が日本語ドメインに注目しないと、日本語ドメインを外国企業に独占されてしまうような、そんな状況になってしまいそうで心配です。気づいた時には出遅れていた…みたいな?
使えないではなく、使える方法を考えることが、もしかしたら重要なのかも知れませんね。

というわけで、独自ドメインコレクターとしては何か考えたいと思ってます。
例えばSNSでの利用を考えますと、実はFacebookが一部の日本語ドメインに対応しているようで、コメントなどに日本語ドメインが含まれると自動リンクが入りました。これは非常に効果的なので、ボクがオーガナイザーを務める友達募集コミュニティ用に「友達募集.com」というドメインを取得し、近々稼働させたいと思ってます。

また、Twitterなどで利用される「短縮ドメイン」でも日本語は利用できるようになりつつあるので、ここを活用するのも面白いと思います。うちも「コム.jp」という日本語ドメインを取得して短縮ドメインで試験運用中です。

コム。JP (xn--tckwe.jp)

あと、空いていたので「.ポイント.jp」も取得し、「日本語ドメインを効果的に運用できる.ポイント.jp」とかのショートカットを作ってみようかな…とも?たぶん単語ではなく「文」で使うと面白いかも知れませんね。