コワーキングスペースを巡る旅の連載。
第11回目は、和歌山県和歌山市にある「コンセント」さんです!
なにやら、本屋さんの2階にあるコワーキングスペースさんだそうで?
今回も、まったり・のんびり・ぽ~よぽよ♪ ノマドワーカで温泉ソムリエちよ子が、ぽてぽて♪ 行ってきま~す!

1階はお洒落な本屋さん♪「本屋プラグ」

2017年10月13日、花山温泉の薬師の湯に入った後で行ってきました♪
ちよ子は車で行ったのですが、最寄り駅は南海和歌山市駅。徒歩約10分。
JR和歌山駅からは、南海和歌山市駅行きバス「本町2丁目」(フォルテワジマ前) 下車、徒歩1分です。駐車場はありませんので、近くのコインパーキングに停めてください。

1階は、お洒落な本屋さんでした!

素敵~!!!

もう、ここがコワーキングスペースでいいんじゃないかくらいお洒落!

素敵すぎて鼻息荒く撮っちゃいました♪
読書中のお客様、1階のスタッフさん、ありがとうございます☆彡
コンセントの代表、小泉博史さんにお話し伺います。

–ちよ子
今日は、よろしくお願いします。
こちら1階は、とっても素敵なカフェみたいな本屋さんですね!

–小泉博史さん(以下小泉さん)
本屋プラグは、新刊、古本ともに食・エッセイ・カルチャー・リトルプレスを多く扱っています。カフェとしても営業していて、Wi-Fi完備、席によっては充電も出来て、お店の中で自由に本を読むことが出来ます。平日の夜は、イベント、勉強会など開催しています。貸しきりも出来ます。

–ちよ子
1階は、あくまで本屋さん、カフェで、コワーキングスペースは2階なんですね。

–小泉さん
コワーキングスペースを利用される方は、1階でビジター利用の受付をしてから2階に上がっていただいています。

–ちよ子
1階の本屋さんで受付するって面白いです!

DIYして改装☆皆に使ってもらうコワーキングスペースに

階段上がった2階が、コワーキングスペースとシェアオフィス空間です。
こちらも素敵~!!!

–ちよ子
和歌山は初めて来ました!
和歌山、全然わからないんですけど、小泉さんは和歌山出身なんですか?

–小泉さん
埼玉生まれで、高校は東京の練馬なんです。大学は京都でした。

–ちよ子
えっ!!わたし練馬です(笑)どうして和歌山に?!

–小泉さん
中学の同級生が7年前に和歌山に住み着いて、「一緒に仕事をしないか」と。和歌山は、同級生のお嫁さんの出身地で、2010年から和歌山に来ました。
コワーキングスペースは、2013年6月にスタートさせました。
友達数人と、自分たち用のオフィスをどうするか考えていて。高いオフィスを借りるより共有しないかと。ここのビルが1階がカフェで、2階が空いてて、ここいいかなと思ったんです。もとブティックで、ちょっと改装が必要だということだったんですが、お金が無い。

–ちよ子
改装するとなると高いですよね~。

–小泉さん
建築士さんに相談して皆でDIYすることにしました。壁紙貼ったり床を貼ったり。周りに手伝ってもらって完成して、4人のコアメンバーで運営していくことにしました。

それ以外の人にも使ってもらおうということになって、この業態名って何だろう?と調べてるうちに「コワーキングスペースじゃない?」「コワーキングスペースやってみる?」となりました。

–ちよ子
自分たちで使おうと思ってDIYした空間を、皆にも使ってもらう、それで「コワーキングスペース」になったんですね。どんな方たちがお使いになってますか?

–小泉さん
ライター、デザイナー、プランナーさんが多いですね。
週1~2日は、大阪の会社に通って、週3~4日、コワーキングスペースに通っている女性もいます。子育てをしているので、通勤時間を短くして働きやすくしようという会社のはからいだそうです。

–ちよ子
大阪に通うのは、1~2時間かかかりますよね。子育てもしている中、週1,2日の出勤で済んで、残り、家から近いコワーキングスペースでお仕事進められるなら、ありがたいです。

–小泉さん
他には、家だとはかどらないので、低コストで通えるオフィスだという女性もいますし、サラリーマンが資格の勉強に来たり、副業してたり。

–ちよ子
仕事、勉強などに使ってもらってるんですね。めちゃめちゃ広くは無いんですけど、調度よい空間といいますか。この大きなテーブルがまたいいですね。

–小泉さん
東京の会社がサテライト契約をしてたり、和歌山経済新聞の編集部が週に1度、編集会議をやっています。カメラも共用で使えるので。

–ちよ子
いいですね。この広いテーブルで、皆でああしたいこうしたいと話し合うのも楽しそう。

–小泉さん
離れた海辺のシェアオフィスというのも皆でやりたいねと探したりもしてました。葬儀屋さんの1階が展示サロン、2階が余ってるから何かしてと言われて、和歌浦に2年前にOPENしてます。3~40坪あって、ここから車で15分ですけど。
https://loocal.jp/services/planning.php#service02

–ちよ子
素敵ですね~!和歌山で海辺かあ!そちらも長閑そうで良いですし、なんか、ここだけゆるい時間の流れになってるような、仕事に没頭できそうだし、お茶を飲んで休憩するのも楽しい場所のような感じがします。

のんびり和歌山☆移住もまちづくりもコワーキングも

–小泉さん
自分たちの好奇心を満たすことが重要だと思っていて、まちづくりに興味が湧いて始めてます。まちの課題として「まちの活性化」ってよく聞きますけど、まちの活性化って何だろう?人とのつながり、コミュニティ作りなのかなと。
移住って、行政としては薦めてきますけど、もっとライトでいいと思うんです。仕事ができるかとか仲間と検討して進めて、その過程で、移住もありかなと。

–ちよ子
和歌山って、移住を勧めるほど田舎なイメージはありませんが、どうなんですか?

–小泉さん
和歌山は大学が少ないんです。高校卒業すると86%の若者が県外に出てしまうんです。これは全国で20年連続1位で、それだけ沢山の若者が県外に出ていったっきり、戻りが少ないんです。

–ちよ子
えーーーーーっ。。。それは、ちょっと深刻ですね。県外でそのままバリバリ働いて、結婚して家を買って子供が出来たら、まず、和歌山に帰って来ませんよね。

–小泉さん
1階の書店には、リトルプレスという、帰省してくる人向けの本を置いてます。お正月、故郷の和歌山に帰ってくる人も沢山いますが、高校までの思い出しか記憶が無いんです。その後、和歌山がどうなったか知らない人が多い。今の和歌山がこうなってるというのを知ってもらいたいし、地元・和歌山を面白がってもらいたいです。

–ちよ子
そういう小さな「和歌山、いいじゃん」を積み重ねて皆さんに渡していきたいですね~!和歌山を思い出してもらって、和歌山を知ってもらって、和歌山に帰って来た時は楽しんでもらって「やっぱ、和歌山いいね」「また帰ってきたい」「和歌山に住もうかな」そんなふうに繋がっていったら素敵ですよね!

–小泉さん
和歌山市とクラウドファンディングをやったときに、他の人の仕事を手伝ったりしたんです。場所があれば、やりたい人はいるんです。ソフトウェア、中身の充実が大事。セミナーをやったり相談窓口の人と繋いだり、そんなお手伝いをしています。仕事とか移住とか重たくならずにさりげなく手伝ってる。

–ちよ子
小泉さんのお人柄なのか、こちらのコワーキングスペースの印象なのかわかりませんが、なんか静かでふんわりしてて、丁寧で、控えめで、ガツガツしてない、慌てない焦っていない感じがします。

–小泉さん
和歌山の人は、良くも悪くも、ずーずーしくなくて、のんびりしてるんです。和歌山の同業者が多いのでわかるのですが、皆、おおらかです。
コワーキングスペースでも、移住にしても、まちづくりであっても、良い関係性を築きたい。いろいろな価値観を広げていけるまちにしていきたい。認知されるように、引き続き、ぼちぼちやっていきます。

和歌山の魅力☆日本一の柿/めでたいでんしゃ/カヌーカヤックツーリング

–ちよ子
小泉さんの和歌山愛をじんわり感じました・・・。
折角ですので、和歌山と言えば!というおススメの物を教えてください。

–小泉さん
やはり、梅と蜜柑でしょうね。みかんは極早生(ごくわせ)も美味しいです。フルーツ、桃も美味しいんですよ。大阪からわざわざ和歌山まで買いに来る方もいるくらいです。柿の生産量は実は日本一なんです!

–ちよ子
えーっ?!柿?!それは知らなかった!!
調べたら、JAグループ和歌山・JA和歌山県農で、こんな歌がありました!和歌山の柿「かき音ちゃん劇場」

–小泉さん
梅、山椒、柿、蜜柑。あとは和歌山の北だとシラス。西は南海電鉄の「めでたいでんしゃ」南は、クエ、クジラ、イルカなど。めでたい電車動画↓

–ちよ子
結構いろいろありますね!和歌山ラーメンなんてのも、ありますよね!

–小泉さん
そうですね。和歌山ラーメンは北部に多い独特のラーメンですね。
和歌山は素材がイイんです。食を楽しめます。
東は山、西は海に囲まれて、和歌山の南は半島の先っぽなので独特の文化があり、世界遺産の熊野古道や、川下り、カヌー体験、カヤックツーリングなど、南に行けば行くほどアウトドアのアクティビティが充実してるんです。

和歌山でカヤックとスノーケリングなどされてる方の動画↓

–ちよ子
メッチャ楽しそうですね~!アウトドア好きな方は堪りませんね、和歌山!

自由な発想で☆知的好奇心を楽しみ皆で作っていく

–ちよ子
コワーキングスぺ―ス自体では、イベントはされてるんですか?

–小泉さん
月1で皆でボードゲームで遊んだり、月1回、無料で開放してるんです。

–ちよ子
月1回無料?!それは珍しいですね!

–小泉さん
和歌山の人って、のんびりしてて、夜の時間を持て余してる人も多いんです。時間があって「知的好奇心」の多い人が集まって楽しめる場所が必要かなと。地方は「刺激」が足りないんです。住みやすいけど余裕あるけど刺激が無いパターンが多い。

コワーキングスペースは、生産活動をするところでもありますが、楽しみをつくって振り分けていくところでもある。自分で何かやっていく人のスタンスをお手伝いしていけたら。

肩ひじ張らずに。強いモチベーションが無くても環境が変われば変わることもある。日々に「楽しくないな」と言ってる人が面白がれる。そんなふうにしていきたい。

–ちよ子
うん、場所が変われば気分も変わって楽しめることもある!ひとりで家に居ても変わらないし、わからない!

–小泉さん
3階を増床しようかなと思ってます。人が増えてもいいように。どうとでもなる。自由な発想で出来る。ユーザーと一緒にこれからも作っていきたいです。

和歌山のコワーキングスペース コンセントさん/まとめ

お洒落な1階の書店。2階のコワーキングスペースもお洒落。でもお洒落だけじゃない。ただ居るだけでもゆったりできるし、集中して自発的に仕事や勉強をしたくなる空間。静かに内なる秘めたものをコツコツと形にしている人たちがいる、そんな印象を受けたコワーキングスペースでした。

土地があって建物があって引っ越す。移住って、ただそれだけじゃない。
そこにいる人たちと共に仕事したり勉強したり話し合ったりコミュニケーションをとりながら「お互いの価値観を広げあい楽しんで面白がれる仲間・コミュニティ」に育てていく、関係性を築き上げていく。それが出来るかどうかにかかっているのかなとも感じました。
おおらかに、のんびりと。山も海も自然の恵みを受け入れて。甘い果実をたくさん実らすように。

小泉さん、どうも、ありがとうございました!

コンセント
https://concent.loocal.jp/
和歌山市万町4ニューリチャードビル2F
facebookページ
https://www.facebook.com/coworking.concent
本屋プラグ
http://plug-kitchen.com/

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